代官山プロジェクト

トップマップ
010203

独特のフォルムと構造を持つカーテンウォール高層棟「Tower」

日影規制による、4時間の等時間ラインを抑えるため、5Mラインに当たる建物の高さ部分のみを削ぎ取り独特な建物のフォルムが生まれた。

イメージ:代官山プロジェクト

■制震構造(ブレス・TMD)

「Tower」の独特な建物形状を実現する為に鉄骨造を選定しウィークポイントとなる揺れに対し、2つの制震システムを導入している。1.地震などの大きな振動には、VEM材(粘弾性体)を内臓したブレスダンバーで吸収。2.風などの小さい振動には屋上に設置したTDM(質量負荷ダンバー)により吸収。ブレスダンバーは部屋内あらわしとし、独特な室内空間を演出している。 また内部には、移動家具が配してあり、大きな居住ゾーンを「セミパブリック」と「プライベート」の場所として自由な大きさで分割することが出来る。又、移動家具の高さを1300ミリとすることにより、天井は繋がって見え、空間の大きさ自体は損なわれない。

イメージ:代官山プロジェクト
(C)2014 MORIMOTO Co.,Ltd.