連なる敷地に2つのスタイル「Tower」と「Terrace」
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恵比寿・代官山という立地特性から想定される、住宅利用、自宅兼事務所利用、事務所利用のいずれにも対応できるプランニングが特徴である。駒沢通りから視認できるタワー棟は、東側に開けた眺望を満喫できるよう、単身者・ディンクス・ファミリーの各層に対応したプランを用意している。テラス棟は、SOHOや事務所利用を意識し、一階住戸は通りに面した独立玄関を有し、パブリックスペースとプライベートスペースを分割しやすいよう、メゾネットプランを採用している。また建物全体としては、居住者のコミュニティースペースとしても有用な屋上庭園など緑化部分を設けるなど、環境に配慮しつつ空間を最大限活用したプロジェクトとなった。
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■エコロジー・コミュニティーデザイン
低層部の屋上には屋上庭園を配している。屋上庭園は、下層住居の断熱性能を高め冷暖房費の低減にも有利であり、又屋上の表面温度を下げ、都市の温暖化の軽減にも役立つと共に、都市の生活の中で失われつつある、住民同士のコミュニケーションの場となることにも期待している。
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