TOWN STUDY 南品川

街の探訪記

  • TOWN GUIDE南品川 インデックス
  • 街の探訪記

しながわ水族館は京急大森海岸駅から徒歩8分ほどのしながわ区民公園の中にあります。園内に入るとすぐ目の前に広がる池と庭園の素晴らしい景観を見ながら3分ほど歩くとチケット売り場に到着。水族館では話題の水中トンネルやイルカとアシカのショーなどを存分に堪能して、ランチは水上レストランドルフィンへ。マリンショップシーガルではしながわ水族館限定のチンアナゴキューピーがお土産に人気だそうです。ここしながわ区民公園は280本の桜や、少年野球場、テニスコートにキャンプ場もある品川区内で最大の公園。夏季にはプールも開園するので、水族館以外にもいろいろなアクティビティを楽しめます。

旧東海道を歩いてみると、思いのほか品川の地には江戸の営みが色濃く残っていることを実感します。右へ左へと緩やかにカーブを描きながら続く道は意外に幅が狭く、いかにも街道らしい風情にあふれています。昔の旅籠を思わせる格子構えの店舗や道しるべ、庚申塔などの石塔、東海七福神を祀る社寺などなど。数百年の時が一気にタイムスリップして、江戸時代の旅人が行き交う活気にあふれた品川宿の光景が浮かんできます。特に立会川のあたりは土佐藩に縁ある名所旧跡が多く、駅前通りでは浜川砲台の警護をしていた若き日の坂本龍馬像に出会えます。

1/しながわ水族館
2/坂本龍馬像
3/旧東海道


立会川駅前通りを過ぎてほどなく、江戸時代から続く老舗蕎麦処、吉田家さんが見えてきます。日本家屋の情緒ある店内でいただく蕎麦粉100%の手打ち蕎麦。時間があれば天ぷら、玉子焼きなどをつまみながら美味しいお酒をいただき、シメのせいろでじっくりと蕎麦本来の風味を味わいたいものです。吉田家さんからさらに品川方面に進むと鮫洲商店街。現在、運転免許試験場の場所として知られる鮫洲は、当時は海苔などの漁が盛んだった品川浦に臨む漁村でした。鮫洲を過ぎてくらやみ坂(旧仙台坂)を渡り、青物横丁が近くなるとだいぶ見慣れた商店街の様相になってきます。再開発された青物横丁駅前には駅直結のオーケーストアがあり、ジュネーブ平和通りを海岸通りの方に向かうと間もなくイオンの大型ショッピングモールとオフィスビル群が林立する品川シーサイドに到着。こうして旧東海道の「江戸」から近代都市「東京」へと、街の表情が見事に変貌を遂げるのです。

スタイリッシュな東京ベイフロントの先駆け、天王洲アイルまでは品川シーサイドからりんかい線で1駅。倉庫を改装したレストランT.Y.HARBOR BREWERYはボンドストリート先の運河沿いの一角にあります。天井の高いフロア入り口にずらりと並んでいるのはビールタンク。定番のペールエールほか5種類の地ビールに、季節ごとのフレーバーが楽しめる限定ビールも人気だそうです。昼下がりにゆったりと流れる運河を眺めながらテラスで語らうカップルや、夕暮れ時、仕事帰りのビジネスパーソンがバーカウンターでグラスを傾ける光景に、ニューヨークのオイスターバーにでもいるかのようなお洒落な空気感が漂います。また併設のカフェbreadworksでは自家製パンがイートインできます。こちらのテラスは犬連れもOKなので、愛犬とお散歩しながら優雅なコーヒーブレイクのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

1 2/吉田家
3/オーケーストア
4/袋井の松
5/常行寺
6/江戸六地蔵(品川寺)
7/天王洲
8 9/T.Y.HARBOR BREWERY