INTERIOR

「中目黒だからこそ求められる、
自己表現をプラスできる“器”としてのインテリア。」

本物件使用素材


中目黒という都心には、じつにさまざまな嗜好の人たちが住んでいますが、共通するのは、自己表現できる人たちであるということ。ですから、多様な表現を受け容れる“器”であるために、インテリアはできるだけベーシックでオーソドックスなものであるべきだと考えました。ただし、素材は高感度な審美眼に応える上質なものであること。ここで言う上質とは、10年・20年の時間の中で感性にしっくりとなじんでいくものを指します。

中目黒に住む人たちの感性に響くオーソドックスな上質を実現するために、インテリアデザインにおいては、味わい深い質感を大切にし、同時に鈍重な印象とならないように気を配りました。ソリッドな表情の天然石や味わい深いテクスチャーをもつレザーをアクセントにしながら、木とクロスの面積的なバランスにもきめ細かく配慮。全体として、温和な表情の中に軽快なリズム感を漂わせる空間としてしつらえています。

本物の素材にこだわることは、高度なデザイン的判断が求められることでもあります。たとえば、フローリングをはじめとして随所に突板を使用していますが、その持ち味を前面に押し出すために、デザイン的な作為は極力抑えるようにしています。しかし、突板は天然素材であるため、木目が同じパターンで出やすいというのが難点。これを解消するために、木目をより自然に見せるための配置などを入念にしています。


たとえば、突板の
フローリングに代表される、
本物の素材

居室のフローリング・建具・壁(一部)には、天然木ならではの木目の美しさが漂う突板を採用。特にフローリングは、スライスによって大量生産された一般的な突板ではなく、のこぎりで挽き出された厚さ約2mmの挽き板とし、天然木本来の質感を余すところなく表現しています。さらに、玄関と廊下の床には天然大理石、キッチンと洗面化粧台の天板には天然御影石を使用し、住空間を本物の素材だけがもつ味わい深さで満たしています。


material image


※掲載のマテリアルイメージの色彩は、実際とは異なる場合があります。