■基礎構造
合計47本の鉄筋コンクリート杭を地中深く(深度約15〜20m)にある支持層まで貫入して支持しています。これにより建物をしっかりと支え、地震時には変形や揺れに抵抗しうる強度と剛性を確保しています。
※支持層とは、建物が沈んだり傾いたりしないように支えることのできる地層のことです。 |
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■溶接閉鎖型フープ
工場で特種溶接を施し、帯筋を閉じた形にしているのでコンクリートを結束する能力が高く、一般的なものより粘り強さに優れています。
※帯筋(フープ)とは、コンクリート柱の主筋に所定の間隔で巻き付けた水平方向の鉄筋のことをいいます。
※一部の柱を除く |
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■ダブル配筋
主要構造部には鉄筋を二重に組むダブル配筋と、千鳥上に組むダブル配筋を標準として施工。シングル配筋より高い強度と耐久性を実現することで、万一の地震に備えます。 |
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■水セメント比・かぶり厚
コンクリートの水セメント比を55%以下に設定。また、鉄筋を覆うコンクリートのかぶり厚は、JASS5に準拠し、優れた耐久性を実現。鉄筋の錆び防止にも高い効果を発揮します。
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