大正後期から昭和後期の頃、馬込・山王とその周辺地域に多くの作家や芸術家が居住。後にこの地域は「馬込文士村」と呼ばれるようになりました。
川端康成や北原白秋、萩原朔太郎をはじめ、山王に移り住んだのは山本有三、徳富蘇峰…。
昭和文学を語るうえで欠かせない文豪たちが、起伏に富み、緑豊かな風景が広がる地を好んだのでしょう。

大森貝塚は、縄文時代後期から末期のものとされています。
園内には、この貝塚を発掘したモース博士像や、大森貝塚と刻まれた記念碑があるほか、
貝層標本も保存されており、貝殻が堆積している様子を見ることができます。