東急東横線沿線でも「祐天寺」は、目黒区の中でも特に静寂さに包まれ、住環境に恵まれた街として知られています。また渋谷や代官山、恵比寿など、都心にも連なっていることで、流行や文化の発信をも享受できる人気エリアでもあります。そうした「祐天寺」駅から徒歩6分、目黒区五本木の高台に建設中の「ディアナコート祐天寺翠景」で、工事経過と施工状態を確認していただく上棟見学会を開催いたしました。第一種低層住居専用地域であり、建築物の高さが規制されて良好な住環境が保全されることで、広い大空と明るい陽光の中で静謐な暮らしが待ち受ける、気品ある美しい低層邸宅が誕生します。

この日は3住戸での施工状況の見学会を実施いたしました。モリモトや施工・設計会社の担当者から工事経過や検査・構造関係の説明の後、見学住戸に移動。まず3階の住戸では、断熱施工や配線・配管設備の見学と説明が行われました。2階の住戸では、間仕切りや下地について、1階の住戸では二重床と精度管理の高さについて確認していただきました。最後にエントランスホールでは、内装仕上げの様子をご覧いただくために、職人さんによるクロス貼りの実演も行われました。

上棟見学会は施工・設計関係者が責任をもって工事に取り組む姿勢をしっかりと感じていただくことが目的で、詳しい説明を受けながらマンションの完成前の建築現場内を見学する大切なイベントです。建物が完成してからでは見ることができない、工事状態や構造について事前に確認していただくことは重要であり、ご入居される方に安心して住んでいただくためにも大変意義のある見学会です。

1. 「ディアナコート祐天寺翠景」の建設現場で行われた上棟見学会。
2. 最初にモリモト担当者や工事関係者から、これまでの工事経過や検査・構造関係などの説明が行われた。
3. 見学住戸では断熱施工や電気配線、設備配管などの見学と詳しい説明が行われた。
4. 間仕切り壁や下がり天井の軽量鉄骨など、完成前の部屋の様子がよくわかる。
5. 床下の配管の配置も確認していただく。配管の種類も青が水、赤がお湯、緑が床暖房など、分かりやすいように色分け。将来、部屋の修理やリフォームする時など役に立つ。
6. 壁に吹き付けられた断熱材の厚さを調べる。30ミリの緑色のピンを実際に刺して、基準以上にクリアしていることを確認する。
7. 仕上がってしまうと見えなくなるフローリングの二重床の構造について、担当者が詳しく説明。設置した後も高さの調整が行える。
8. レーザーレベルを使用して、水平・垂直の精度を正確に計測する精度管理についての説明。国土交通省の定める精度基準は1000分の3の誤差だが、それより高い精度を施工の管理基準にしている。
9. 見学会の最後は専門の職人さんによるクロス貼りの実演。見事な職人技に目を奪われ、参加された方からも拍手がおきる。